編成:サックス八重奏(S.Sax×2/A.Sax×2/T.Sax×2/B.Sax×2)
難易度:B
作曲:石川亮太
説明:作曲者解説:―わたしの想いは⾵となり、世界のあらゆる場所へと吹いてゆく―
エンボラーダ。この情熱的な響きの⾔葉が意味するのは、ブラジル北東部の伝統⾳楽です。パンデイロ(タンバリン)を持った⼆⼈の⼈物が即興の歌で掛け合いをする、⾳楽というよりもストリート・パフォーマンスといった趣で、今⾵にいえば「リズム芸」。
かつて、同国の誇る⼤作曲家ヴィラ=ロボスは、そのリズムを⽤いて名曲『ブラジル⾵バッハ第⼀番』を書きました。⾃分もいつか、その躍動感あふれるリズムを⽤いて作品を書きたいと思っていたのですが「サクソフォン8重奏で疾⾛感あふれる⾳楽を」という依頼を受けたとき、今がまさにその時だ!と思ったのです。もっとも、僕の書いたこの曲は南⽶⾵ではありません。
エンボラーダの特徴的なリズム(ダン・ド・ダン!)と、掛け合いの要素を取り⼊れつつ表現したのは、精神的なエネルギーの開放、です。
祈り、願い、欲望、怒り。そういった感情が、そよ⾵や、疾⾵や、つむじ⾵となって吹く。ぶつかり合うこともあれば、重なり合って吹き進むこともあるでしょう。世界中で、⾵たちによるドラマが渦巻いているのです。サクソフォン8重奏はスリリングなアンサンブルと厚いサウンドを奏でることができる編成。
やはり、⾵たちの乱舞を表現するのに最⾼でした。2019年、メビウス∞サクソフォンアンサンブルの委嘱により作曲・初演。
試聴:https://www.superkids.co.jp/score/sar015.html
収録CD:なし
【アンサンブルコンテスト向けカットについて(作曲者提案)】
★66の2拍目=110の2拍目となるように飛ぶ
(バリトンサックスは66小節目いっぱい吹いてから111に飛ぶ)
★176(N)には入らずに184(O)に飛ぶ
この2つのカットをすれば4分50秒程度になります。
演奏テンポ等によりタイムオーバーが不安ならば他の二つ(下記)を検討してください。
★139小節目=148小節目(K)となるように飛ぶ
(アルトサックス1はメロディが繋がるように、Kの1小節目は上のシで2分音符を吹く)
★194(P)の2拍目=198の2拍目となるように飛ぶ
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